うつ病の治療(抗うつ剤の服用)

うつ病の治療には、抗うつ剤(抗うつ薬)を使用します。


一般的に抗うつ剤(抗うつ薬)には、うつ病の症状を和らげる効果があります。


抗うつ剤(抗うつ薬)は、うつ病のほか、パニック障害・不眠・強迫性障害などの治療にも用いられます。





現在、日本で使われている抗うつ剤(抗うつ薬)には、以下の種類があります。








うつ病の治療に用いられる抗うつ剤(抗うつ薬)の使用法は、最初は少量からの服用となります。
その後、効果と副作用に注意しながら、徐々に量を増やしていくのが一般的です。

よく、「診察の度にうつ病の薬が増やされていく」と心配する方もいますが、この抗うつ剤の使用法が一般的なので心配いりません。


うつ病の薬(抗うつ剤)には、飲み始めてすぐ効果が現れるという即効性はありません。

最低でも、2週間から1か月位飲み続けて効果が表れます。

ですので、抗うつ剤(抗うつ薬)の効果がないと、自己判断で服用を止めたり、1日の決められた回数を飲まないというのは良くありません。

根気よく決められたように飲み続けるのが、うつ病の治療には重要です。


また、抗うつ剤(抗うつ薬)の効果が現われてきても、すぐに量を減らしたり、服用を止してもいけません。抗うつ剤(抗うつ薬)は効果が現われても最低6か月位は服用を続け、そこから徐々に減量していく方法を取ります。

これは、うつ病を完治させるために重要なことなので、必ず医師の指示に従いましょう。



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